アロマオイルと認知症(物忘れ)

たけしの家庭の医学でも放送されたアロマオイルと認知症との関係がすごい。 鳥取大学の浦上克哉先生が見つけたアロマの配合比率に基づき作られたアロマオイルの購入。
アロマオイルと認知症

認知症にはアロマオイルが効果的

テレビの人気番組「たけしの家庭の医学」で放送された「アロマの香りを嗅ぐことで脳を若返らせ認知症を予防」という番組。 見られましたか?

この中で、アロマオイル(エッセンシャルオイル)が認知症の改善に効果があることが示されていました。

鳥取大学の浦上克哉先生のお話しの中で出てきた、オーガニック(天然由来)のアロマオイルとして、 ローズマリーとレモンの組み合わせ、それとラベンダーとオレンジの組み合わせの、合計4つのエッセンシャルオイルが使われていました。


アロマテラピーと脳の関係

アロマテラピーは、脳と密接な関係を持っています。

アロマテラピーが脳に作用する仕掛けですが、鼻孔から入ったアロマの粒子(芳香成分)は、 鼻腔の奥にあるヒダ(嗅上皮)に接触し粘膜に溶け込みます。

嗅上皮の粘膜中には、匂いをかぎ分ける嗅毛があり、粘膜の取り込まれたアロマ粒子(芳香成分)に反応し、 すぐに電気信号として脳に伝えるのです。
アロマで認知症を予防 アロマテラピーと脳の関係

電気信号として流れる嗅神経が特徴的なのは、 大脳辺縁系と呼ばれる人間の喜怒哀楽や自律神経、内分泌系、免疫系などを司る器官にダイレクトに作用するということです。

大脳辺縁系の機能と働き
  • 帯状回
    呼吸器の調節、意思決定、共感、感情による記憶に関与。大脳辺縁系を結びつける役割
  • 扁桃体
    恐怖感、不安、悲しみ、喜び、直観力、痛み、記憶、価値判断、情動の処理、交感神経に関与
  • 海馬
    目、耳、鼻などからの短期的記憶に関与。喜怒哀楽や情緒,性衝動などにもにも関与
  • 海馬傍回
    自然や都市風景や人の顔の認識など記憶の符号化と認知に関与
  • 側坐核
    快感に関与
人の感覚の中でも、嗅覚は特別な役割を持っています。 アロマの香りをかぐことで、嗅神経からの電気信号が脳に素早く刺激し、 そのことで人の精神的活動やホルモン、免疫といった生命活動の根幹にかかわる様々なことに影響を与えることができるんですね。

それでは実際にアロマの香りをかぐことで、認知症予備軍とされた方がどのように変化したかを見てゆきましょう。

たけしの家庭の医学

「アロマの香りを嗅ぐことで脳を若返らせ認知症を予防」、その番組がこちら。
まずは、この動画をご覧ください。



動画の重要ポイント

動画の重要ポイントを解説します。

鳥取大学の浦上克哉先生のお話し

アロマで認知症を予防 浦上克哉先生
▲「アロマの香りを嗅ぐことで脳を若返らせ認知症を予防」の番組の中で、 鳥取大学医学部保健学科、生体制御学講座教授の浦上克哉先生。

脳を若返らせ認知症の予防が期待できるアロマの配合とは?

この浦上先生が認知症を予防させる効果が期待できるアロマの配合比率を見つけました。

アロマセラピーの利点

アロマセラピーの利点
▲日本ではアロマというと趣味であったりリラクゼーションのツールとして使われていて、遊び感覚で使われることが多いようですが、 海外では、特にフランスでは200年近い歴史を持っているセラピーなのです。

アロマセラピーの特徴として、
  • 長年使われていて極めて安全性が高い。
  • 濃度が高いので効果的に嗅神経を刺激することができる
(注釈:特にフランスでは医療行為の一つとして位置づけられています)

認知症アロマオイルの組み合わせ、配合

認知症アロマオイルの組み合わせ
▲浦上克哉先生が導き出したアロマオイルの配合は、 4種類のアロマオイルを組み合わせて使います。

昼用:ローズマリー2滴、レモン1滴
夜用:ラベンダー2滴、オレンジ1滴


認知症アロマオイルの使い方

認知症アロマオイルの使い方
▲昼用アロマは、午前中に2時間以上嗅ぐことが重要です。

夜用アロマは、就寝1時間から2時間以上嗅ぐことでリラックスできます。

アロマで認知症を予防 昼用と夜用
▲昼用アロマは、神経細胞を活性化させて脳を活性化させます。

夜用アロマは、神経細胞を沈静化させる効果があります。

昼用と夜用を併用することで、神経細胞の活性化と沈静化が期待でき効果的です。

香るときにあまり近づけすぎると、嗅神経を刺激しすぎて頭痛や不快感に感じることもあります。

認知症アロマオイルの注意点

アロマで認知症を予防 注意点
▲使用するアロマオイルは化学合成品ではなく、植物からのみ抽出した天然の植物由来のアロマオイルを使うことが重要です。

40歳から使っても効果はある?

アロマで認知症を予防 効果
▲認知症は65歳をすぎると発症しやすくなります。

発症は10〜20年前から脳の中では変化が始まっているので、 40代、遅くとも50代から始めることで予防効果が期待できます。

認知アロマオイルの購入

純度が高い100%植物由来のアロマオイルはなかなか一般では販売していません。

また、ラベンダーやレモンなど、それぞれのオイルは販売していることはありますが、 浦上克哉先生の配合比率で混合したブレンドオイルは普通は販売していません。

浦上克哉先生が見つけた、認知症に有効なアロマオイルの配合比率。
この配合比率で作ったオイル、ローズマリーとレモンンを2:1で配合した昼用オイルと、 ラベンダーとオレンジを2:1で配合したオイル。

これらの配合比率でブレンドされたオイルを作ってみましょう。簡単です。

アロマオイルを混ぜるだけですからね。

天然由来のオイルで作った認知症アロマオイル

100%天然由来のエッセンシャルオイルというものは、なかなか入手する事ができません。

100%天然と書かれていても、精油の増量(偽和)を行っていたり、別のアロマを混ぜていたりすることが良く行われていて、 そのため、本物のオイルを入手するのが非常に難しいと言えます。

今回ご紹介するドテラ社のエッセンシャルオイルは、そのようなアロマ業界の中においても最高品質を保証しているものです。

CPTG品質基準に基づいた検査を、すべての製品で生産ロットごとに実施しています。 そしてロットごとに検査されたガスクロマトグラフィーの結果は、誰でも見ることができるようになっています。

ドテラ社の品質検査確認サイト


ドテラ社のオイルで作った認知症ブレンド

鳥取大学の浦上克哉先生の検証を元に、ドテラのエッセンシャルオイルで認知症のオイルの素となる基本のオイルです。

昼用

ローズマリーオイル 15ml
参考小売価格:2,930円(税込)
常緑の低木で、刺激性のある香りのローズマリーの葉は、豚肉、ラム、チキン等の肉料理と相性が良く料理に使われます。 古くからさまざまな効果を尊ばれていて、古代ギリシャ、ローマ、エジプト、ヘブライ、オリエンタル文明で使われてきました。 ローズマリーのピリリとくる刺激的な香りは、緊張をほぐして活力を与えてくれます。

レモン 15ml
参考小売価格:2,250円(税込)
よどんんだ空気をリフレッシュしてくれ、油汚れなどのステンレスの掃除にも使えます。 コップに入れた水に、1、2滴加えて摂取することで、ブレスケアやさわやかな気分に。 内側からのクレンジングや食後のスッキリ感や健やかな息づかいをサポートします。

これらを、ローズマリー2:レモン1の割合でブレンドします。
ブレンドするといっても難しい事ではなくて、別の容器にただ混ぜ合わせて入れるだけです。
それだけでOKです。


夜用

ラベンダー 15ml
参考小売価格:4,730円(税込)
西洋では太古より何世紀にもわたって利用されてきました。 古代エジプトや古代ローマでは入浴やくつろぎの香り、香水として幅広く用いられていました。 ラベンダーオイルの最大の特長としておだやかさと安らぎをもたらすこと、肌を整えるはたらきがあります。 浴槽に数滴加えたり、こめかみや首の後ろに塗ることで安らかな気持ちになります。 睡眠前に枕に垂らしたり足裏に塗布すると心地よい眠りにいざないます。

オレンジ 15ml
参考小売価格:2,330円(税込)
日本人芋馴染みのあるオレンジの香りは、元気つけてくれ、健康をサポートするさまざまなはたらきがあります。 空気やさまざまな物を清浄に保ち、季節の変わり目の健康維持に貢献します。 毎日の健康習慣として摂取したり、天然の洗浄剤として台所のステンレス掃除に利用することができます。 ディフューズすると空気を清浄に保ち、同時に気持ちを盛り上げて元気アップしてくれます。

これらを、ラベンダー2:オレンジ1の割合でブレンドします。
ブレンドするといっても難しい事ではなくて、別の容器にただ混ぜ合わせて入れるだけです。
それだけでOKです。

使い方

「昼用」ブレンドオイルは、浦上先生の話によれば、主に昼を中心に嗅いだ方が効果的みたいですので、 朝食を取られてから、一息したら嗅がれるといいと思います。

「夜用」ブレンドオイルは、浦上先生の話によれば、お休み前に嗅いだ方が効果的みたいです。 ただしお休み前の直前に嗅ぐのではなく、 夕食を取られてから、嗅がれるといいと思います。

ポイントは、一回嗅げばいいというのではなく、昼の間、そしてお休み前までの間の数時間は、 嗅ぎ続けられる環境が望まれます。

そのために必要なのがディフューザー(噴霧器)です。

ディフューザーにもいくつか種類がありますが、火を使わない電気式のものが便利でいいです。
電気式のものでも、熱を使わない超音波式を選んでください。
アロマの成分が熱で変質しないのと、細かい粒子となって拡散することができるからです。
アロマで認知症を予防 効果

いろんな種類のものがありますが、そんなに高価なものでなくていいと思います。

無印良品などでも、オシャレなディフューザーが売っているので、それでもいいと思います。

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